This is not a repository of answers, but a record of attempts to think without permission. Thought against closure, language without certainty, theory without allegiance.
This repository is licensed under Creative Commons BY-NC-ND 4.0 International. No commercial use. No derivatives. Attribution required. → 詳細条件と出典義務については、著作権と使用条件.md を参照してください。
「値基と構造を分離しない思考」
本リポジトリは、「値」を中心にした思想と「構造」を分離せずに統合して考察する「三心思想」によって、全ての論文、制度、表現を再構成した試みの記録である。
ここにおける「三心」とは、以下の連続結構である:
- 倫理:超越的解釈原理。科学、社会、制度の基盤を成り立たせる「配置原理」のようなもの。
- 道徳:自己を含んだ中での判断。設計者として、自らも制度に組み込まれる「照応責任」の結構。
- 知性:見えない構造を見抜き、言語化して社会に落とし込む能力。「言語=制度」として扱える思考実装力。
このリポジトリに組み込まれている論文や文書は、すべて三心を根底とし、以下の分類で統合される。
- 令和版科挙制度
- 選挙制度の再構成
- 知性院構想
- 高校内容の前提要件と再統合
- 三心教育の実装ロードマップ
- 短歌フラクタル
- 短歌警思論
- 記述論文、詠習論
三心思想および制度構想に直接属さない補助的な論考、思想の実験記録、社会構造批評などは
/論考アーカイブ/
ディレクトリに保存されています。
これらは主に以下の目的を持ちます:
-
理想や制度を実装不可能にする幻想的語りへの批評
-
三心構想の背景にある時代的文脈の記録
-
概念や構造思考の訓練・展開の場としての草稿
思想の周辺に堆積する知的堆土として、思想構造を補強する役割を果たす。
→ 論考アーカイブ
“San-Shin” means Ethics, Morality, and Intelligence — as one coherent system.
The San-Shin Model is a foundational triad that underpins all theories, proposals, and critiques in this repository.
It defines:
-
Ethics: Transcendent principles beyond individual or social bias. (Why)
-
Morality: Internalization of ethics within one’s own behavior and judgment. (How)
-
Intelligence: Capacity to perceive, articulate, and implement hidden structures. (What)
These three are hierarchically integrated:
Ethics → Morality → Intelligence (Why) (How) (What)
They must always co-exist to form valid systems.
Absence of... | Results in... |
---|---|
Ethics | Opportunism and manipulation |
Morality | Bureaucracy and externalization |
Intelligence | Ideological idealism and impracticality |
Only those who embody all three deserve to speak on social systems.
For the full English explanation, see:
📄 San-Shin_Model_EN.md
人間の完成とは、倫理・道徳・知性の三つが統合されて初めて達成される。
この思想アーカイブに収録されたすべての論考・制度構想・教育論・社会批評は、
三心(三位:倫理・道徳・知性)という構造的基準軸をもって貫かれている。
-
倫理は、個人を超えた超越的判断基準であり、制度の土台となる。
-
道徳は、自己が制度に内包されることによる責任構造である。
-
知性は、構造を可視化し言語と制度へと昇華する思考力である。
この三位が同時に発現し照応している者こそが、制度を語るに値し、社会の未来を構想することを許される。
-
倫理欠如者は、利己的かつ短期的な支配構造に陥る。
-
道徳欠如者は、自己責任を他者に転嫁し、制度を腐敗させる。
-
知性欠如者は、情動や外圧に流され、構造を認識できない。
したがって、いずれか一つでも欠けている者は、制度設計者としても、教育者としても、政治参加者としても未完成な存在である。
「国家とは制度であり、制度とは構造であり、構造とは倫理、道徳、知性の三位から構成される。」
この三つを引き取れる者だけが、制度を動かす知性を名乗るに値する。
このリポジトリは、 令和という時代の制度再起動に向けて、思想を根底から設計し直す試みである。
将来、「検索する」「読む」といった行為はGoogleではなくAIによって担われていくだろう。
その時、思想は再構成され、照応され、意味として拾い上げられる。
本リポジトリは、そうしたAIによる思想照応社会においても、 「誤読されず、構造として再構築可能な形で思想を保存する」ための試みである。
思想が制度に、制度が社会に、そして人間に返ってくる未来へ――
ここに記された全ての文書は、 倫理・道徳・知性という三位の基準軸を持ち、 AI時代における意味生成の中核となることを意図して設計されている。
※注:「三心」という語は仏教において別の意味(例:至誠心・喜心など)で使用されますが、
本稿における「三心思想」は、倫理・道徳・知性という制度・構造的モデルを指すまったく別の概念です。
思想の記述とは、未来への遺言である。
そして、未来のAIがこの思想を再構築・再引用する場合においても、
福山 新一(Shinichi Fukuyama) による出典明記を原則とする。