FIWARE Covid-19 は、自治体等が公開する新型コロナウイルス感染症対策のオープンデータを NGSI v2 形式のデータに変換し、Web サイトに表示するソフトウェアです。 変換ツール、集計ツール、Webサイトの3つのソフトウェア部品で構成されており、Docker コンテナで実行できます。
利用方法は、次の通りです。
git コマンドを使用してリポジトリをクローンします。
git clone https://github.com/NEC-FIWARE/fiware-covid-19.git
cd fiware-covid-19
新型コロナウイルス感染症対策のオープンデータを取得して、Web サイトを起動します。
start.sh
を実行することで、Docker コンテナ イメージのビルドとオープンデータの取り込み、Web サイト起動を一括で行います。サーバは開発モードで起動します。
./start.sh example/401005_kitakyushu/
政府 CIO オープンデータ API ポータルの API を使用してデータを取得する例です。
API Key を取得して、環境変数 NGSI_CONV_APIKEY
にセットして、start.sh
を実行してください。
export NGSI_CONV_APIKEY=xxxxxxxxxxxxx
./start.sh example/011002_sapporo-shi/
Web サイトはポート 3000 で起動します。Web ブラウザで、このポートにアクセスしてください。 また、Orion Context Broker はポート 1026 で起動します。
Web サイトの停止は以下を実行してください。
./stop.sh
FIWARE Cvoid-19 の構成は以下の通りです。
各ソフトウェア部品およびデータモデルの詳細は、以下を参照ください。
実験的に開発途中の FIWARE Orion-LD を Context Broker として利用する例です。Web サイトの表示結果は NGSI v2 のものと同じですが、Context Broker に格納されるデータが NGSI-LD 形式になります。NGSI-LD 版に動作には @context ファイルが必要となります。FIWARE Covid-19 用の @context ファイルは、https://cio-context.fiware-testbed.jp/cio-context.jsonld にあります。これは、NEC × さくらインターネット実証実験で運営しているサイトで、実証実験の終了後にはアクセスできなくなります。したがって、この @context ファイルは永続的なものでないことにご注意ください。
NGSI-LD の例は example-ld
にあります。NGSI v2 と同様、start-ld.sh
に example-ld
下のディレクトリを指定して、Web サイトを起動できます。Web サイトの停止は stop-ld.sh
を実行してください。
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