新しいルール: コロン（:）とブロック要素の組み合わせを検出するルール

[azu]

概要

現在、以下のような個別のパターンを検出するルールがあります：

• コロン（:）とコードブロック（```）の組み合わせ (まだ未実装)
• コロン（:）と箇条書きの組み合わせ

これらは「コロン + ブロック要素」という共通パターンとして統合し、新しいルールとして実装すべきだと考えます。

現在の実装状況

no-ai-list-formatting.js

• コロン + コードブロックのパターンを検出

検出対象パターン

1. コロン + コードブロック

   これは次のように書けます:
   ```bash
   command
   ```
   

2. コロン + 箇条書き

   これは次のような項目です:
   - 項目1
   - 項目2
   

3. その他のブロック要素との組み合わせ

   • コロン + 引用ブロック
   • コロン + テーブル
   • コロン + 数式ブロック

提案する新しいルール

ルール名

no-ai-colon-block-pattern または no-colon-block-combination

検出対象

• : ```（コードブロック）
• : \n-（箇条書き）
• : \n>（引用ブロック）
• : \n|（テーブル）
• : \n$$（数式ブロック）

メッセージ例

コロンの直後にブロック要素が続くパターンは機械的な印象を与える可能性があります。より自然な文章構造を検討してください。

実装方針

1. 新しいルールファイルを作成
2. 既存の個別パターンを統合
3. ブロック要素の種類を拡張可能な設計にする

関連

• PR Feat/add option/no colon list formatting #15: Feat/add option/no colon list formatting #15

[azu]

ルールとして分ければ、この組み合わせを好む人はルール自体を無効化できるので、ルールとして分けるのが良いと思いました

[azu]

例: はいいとは思うのですが、 これは次のように書けます: はおかしい感じがします。
日本語というより、英語の書き方がそのまま構文として翻訳されている感じがします。

[azu]

const str = "使い方:";
const segmenterJa = new Intl.Segmenter("ja-JP", { granularity: "word" });
[...segmenterJa.segment(str)] // [
  {
    "segment": "使い方",
    "index": 0,
    "input": "使い方:",
    "isWordLike": false
  },
  {
    "segment": ":",
    "index": 3,
    "input": "使い方:",
    "isWordLike": false
  }
]

を使えば、この辺がうまく分解できるかも

[azu]

検出される例:
検出する例:

どっちも違和感はないので、https://github.com/azu/kuromojin とか品詞を見るのが正しいのかもしれない。
Intl.Segmenterだとギリギリ足りない感じがする

[azu]

https://github.com/textlint-ja/textlint-rule-preset-ai-writing#no-ai-colon-continuation
textlint-rule-preset-ai-writingでno-ai-colon-continuationというルールを追加しました。
https://github.com/textlint-ja/textlint-rule-preset-ai-writing/releases/tag/v1.5.0