@@ -72,8 +72,9 @@ the default integer type, as we discussed in the [“Data Types”][data-types]
72
72
section of Chapter 3.
73
73
-->
74
74
75
- いったん値を挿入すれば、コンパイラは保持させたい値の型を多くの場合で推論できますので、より現実的なコードでは型注釈を付ける必要はほとんどないでしょう。
76
- また、初期値のある` Vec<T> ` を生成する方が一般的ですし、Rustには` vec! ` という便利なマクロも用意されています。
75
+ いったん値を挿入すると、多くの場合、コンパイラは保持させたい値の型を推論できます。
76
+ ですから、より現実的なコードでは、型注釈を付ける必要がほとんどないでしょう。
77
+ また、初期値を持つ` Vec<T> ` を生成する方が一般的ですし、Rustには` vec! ` という便利なマクロも用意されています。
77
78
このマクロは与えた値を保持する新しいベクタを生成します。
78
79
リスト8-2では、` 1 ` 、` 2 ` 、` 3 ` という値を持つ新しい` Vec<i32> ` を生成しています。
79
80
整数型を` i32 ` にしているのは、3章の[ 「データ型」] [ data-types ] 節で学んだように、これが標準の整数型だからです。
@@ -167,7 +168,7 @@ introduce references to the elements of the vector. Let’s tackle that next!
167
168
ベクタがドロップされると、その中身もドロップされます。
168
169
つまり、保持されていた整数値が片付けられるということです。
169
170
これは一見単純そうですが、ベクタの要素に対する参照を使い始めると少し複雑になり得ます。
170
- 次はそれに挑んでいきましょう !
171
+ 次はそれに挑戦しましょう !
171
172
172
173
<!--
173
174
### Reading Elements of Vectors
@@ -184,7 +185,7 @@ values that are returned from these functions for extra clarity.
184
185
185
186
ベクタを生成し、更新し、破棄する方法がわかったので、次のステップでは中身を読む方法について学ぶのが良いでしょう。
186
187
ベクタに保持された値を参照する方法は2つあります。
187
- これから示す例では、理解を助けるために、それらの関数からの戻り値型を注釈します 。
188
+ これから示す例では、理解を助けるために、それらの関数からの戻り値型を注釈しています 。
188
189
189
190
<!--
190
191
Listing 8-5 shows both methods of accessing a value in a vector, either with
@@ -263,7 +264,7 @@ items are in the current vector and give them another chance to enter a valid
263
264
value. That would be more user-friendly than crashing the program due to a typo!
264
265
-->
265
266
266
- ` get ` メソッドがベクタ外の添え字を渡されると 、パニックすることなく` None ` を返します。
267
+ ` get ` メソッドにベクタ外の添え字を渡すと 、パニックすることなく` None ` を返します。
267
268
普通の状況でもベクタの範囲外にアクセスする可能性があるなら、このメソッドを使用することになるでしょう。
268
269
その場合、第6章で説明したように、コードは` Some(&element) ` か` None ` を扱うロジックを持つことになります。
269
270
例えば、誰かが入力した数値が添え字になるかもしれません。
@@ -451,8 +452,8 @@ discussed in Chapter 6.
451
452
452
453
個々の要素を格納するのにヒープ上で必要となるメモリの量を正確に把握するめに、Rustコンパイラはコンパイル時にベクタに入る型を知る必要があります。
453
454
また、このベクタではどんな型が許容されるのか明示できるという副次的な利点があります。
454
- もし、Rustコンパイラが、ベクタがどんな型でも保持できるようにしていたら 、ベクタの要素に対して行われる処理に対して、いくつかの型がエラーを引き起こすかもしれません。
455
- enumに加えて` match ` 式を使うことで、第6章で説明したとおり、あらゆるケースを処理できることを、Rustコンパイラがコンパイル時に保証することになります 。
455
+ もしRustが、ベクタにどんな型でも保持できることを許していたら 、ベクタの要素に対して行われる処理に対して、いくつかの型がエラーを引き起こすかもしれません。
456
+ enumに加えて` match ` 式を使うことで、第6章で説明したとおり、あらゆるケースが処理できることを、Rustがコンパイル時に保証することになります 。
456
457
457
458
<!--
458
459
When you’re writing a program, if you don’t know the exhaustive set of types
0 commit comments